【埼玉県に引越し】川越市の魅力について紹介します

埼玉県_川越市_引っ越し
リビアロアドバイザー佐藤
埼玉県の中に、「小江戸」と呼ばれる都市があるのをご存知ですか?

江戸と聞くと、ほとんどの人は東京をイメージするかと思います。
しかし、昔ながらの雰囲気を埼玉県内でも感じることができるのです。
その都市とは、川越(かわごえ)市。

今回は、そんな観光地としても有名な川越市に、もし引っ越したらどんな生活が待っているか、一緒にシュミレーションしてみましょう!

目次

「イモの町」として有名な川越市をご紹介します

埼玉県川越市と聞くと、小江戸川越として、時の鐘や古い蔵造りの街並みは有名です。  写真:川越市内にある時の鐘

また、あるドラマの原作の舞台としても知られています。
それが、映画「ウォーターボーイズ」です。このドラマのモデルとなった埼玉県立川越高校がある街でもあります。

映画や、TV番組の街歩きなど撮影地としても有名な川越市ですが、1人暮らしをする上で知っておきたい地域の情報を調べてみましょう。

①川越市の基本情報

川越市の人口は、35万2,824人(2023年3月現在)です。
埼玉県内だと3番目に人口が多い都市になりますので、埼玉県の他の都市と比べると賑やかなイメージがありそうですね。

観光地として有名な川越市ですが、実は、他県の方が考えている以上に発展した街でもあります。

埼玉県の中央より、やや南東部に位置する川越市。
都内からほど近い観光地として有名な、この川越には、縁結びで有名な「川越氷川神社」や、駄菓子屋が集まった「菓子屋横丁」があります。
「菓子屋横丁」は、全国的に駄菓子の生産地として有名な川越市ならではの観光スポットの一つになるでしょう。

市の名産品や特産物には、主要作物であるサツマイモを始め、川越団子や川越茶といった商品も挙げられます。

また、川越市には、埼玉県内における唯一の城下町という位置づけがあります。
それに関連する呼び名として、江戸時代には物資の供給地として「江戸の台所」とも呼ばれていました。江戸の文化や歴史とは切り離せない街といえるでしょう。

さらに、江戸時代より前の時代では、「江戸の母」として呼ばれていました。
「母」と呼ばれていた由来は、当時は江戸を上回る都市だったことが挙げられますので、歴史上で重要な場所であったことが伺えます。  写真:小江戸川越の街並み

また、地域の食文化としては、サツマイモの生産が盛んであり、川越は「イモの町」とも呼ばれています。
特に、焼き芋という食べ方のルーツは、ここ川越市にありますので、驚く人もいるでしょう。

その他にも、県内で最初の電灯がともった街等、県内最初の○○が多い地域でもありますから、最先端を行く場所として考えてもよいかもしれません。

②JR川越駅のアクセス

川越市の主要駅は、JR川越駅になり、JR川越線と東武鉄道東上線の複数路線が乗り入れている駅になります。
東武東上線は、東京メトロ有楽町線や副都心線、みなとみらい線、東急東横線にも繋がっていますので、アクセスは非常に良好なことが分かるでしょう。
都心方面には、一番近い池袋まで約30分で到着できますので、東京方面への行き来もしやすい環境にあります。  写真:JR川越駅 東武東上線川越駅

また、川越駅からは少し離れますが、JR川越駅から約1キロほどの位置に、西武鉄道新宿線の『本川越駅』があります。新宿方面へ通勤、通学する方にとっては、本川越駅の方が便利でしょう。  写真:西武新宿線「本川越駅」駅前

複数の路線が利用できることから、埼玉県内の中でも、JR川越駅の利用者数はトップクラスの部類に入ります。
人口や利用者数の多さだけでなく、観光地としての位置づけから、他の街では、平日の利用者が比較的少ない時間帝でも、川越駅は比較的混んでいるかもしれません。

また、駅周辺もかなり発展していることから、ショッピングに関しては、東京まで行かなくても、殆ど困ることはないといえます。

リビアロ佐藤
実は、私も最初、川越市は観光地としての魅力しか知りませんでした・・

川越市への引越しを考える上で、住みやすさは?

川越市は、観光の街というイメージが先行し、この街に引越しを考えている方にとっては、生活のイメージがしにくいかもしれません。

観光地としての色が強く、地元民からも愛されている街でもありながらも、実は、とても住みやすい街ということで、他の街からの移住者が多いことをご存知でしょうか?

ここからは実際の住みやすさについて、お話ししたいと思います。

③川越市の家賃相場(1R~3LDK)

どの街にもいえますが、川越駅や本川越駅周辺など、アクセスが良好な地域になるほど家賃は高めになっていきます。
具体的な例をみてみましょう。

川越市の家賃相場
・1R…4.45万円
・1K…5.24万円
・1DK…6.29万円
・1LDK…6.97万円
・2K…5.54万円
・2DK…6.11万円
・2LDK…8.27万円
・3DK…6.88万円
・3LDK…9.65万円

これらの数字は、駅から徒歩10分圏内の物件を参考に計算されています。
1Rから1DKまでの平均を見ると、約5万円になりますので、これらの部屋タイプの埼玉県内の相場では、一般的な価格帯の傾向といえるでしょう。

全ての部屋の平均を計算した場合は、相場が約6万円~7万円弱になりますので、平均より少し高めになると考えて下さい。

川越市の場合、特に広い部屋に住む場合は、都内主要駅(池袋駅や新宿駅)などへのアクセスの利便性から、家賃が高めになりやすい傾向があります。
特に、JR川越駅の東口側から、西武新宿線の本川越駅周辺にかけての繁華街周辺は、その傾向が高いといえるでしょう。

都内だけでなく、川越市内においても、複数の路線が利用できるので、これらアクセスの良さや、周辺に大きな繁華街があることが、家賃相場が若干高めになった大きなポイントになるといえます。

➃川越市のショッピングスポット

川越市には、スーパーだけでなく、百貨店等の商業施設が多くありますが、商店街も活気づいていることで有名です。
川越市内では、買い物には殆ど困らないと、地元の方々は口を揃えて言いますので、日常生活を送る上での不安は少なそうです。
今回は、JR川越駅エリアを中心にご紹介します。

・ウニクス川越
JR川越駅西口から徒歩5分ほどのところにある、「ウニクス川越」。
ここは、生活密着型ショッピングモールになっており、地域の公共総合施設である『ウェスタ川越』に隣接している施設になります。
店舗には、ヤオコーやモスバーガー、病院や薬局がありますので、多様なニーズに対応できる場所になるでしょう。
また、家電のノジマもありますので、川越駅西口側周辺で家電を探す際には便利でしょう。  写真:ウニクス川越

ショッピングモールとしては、小規模の施設になります。
しかし、隣接する公共施設ウェスタ川越に用事がある際には、寄り道として便利な場所になりますので、雑貨店や100均など、覗いてみて損はないでしょう。

・アトレ川越
JR川越駅の東口側にある、一番大きなショッピングスポットになります。
若者向けのアパレルショップを中心に、Francfrancなどの雑貨店、ドラッグストアから100均のSeriaまで入っており、この施設だけでもショッピングに事欠くことがないといえるかもしれません。    写真:川越駅東口側にあるアトレ川越

・ルミネ川越
ルミネ川越は、JR川越駅の西口に直結している施設になり、こちらも若い方向けのショップが多い傾向にあります。
また、ロフトやヴィレッジヴァンガードといった若い人向けの雑貨店もありますので、ついつい足を運んでしまいたくなります。

カフェ系統の店舗も充実していますので、友達との待ち合わせやティータイムにも活用できるでしょう。
どちらかというと、日常生活で利用できるよりは、娯楽性の高い施設になりそうですね。  写真:ルミネ川越

・クレアモール川越
クレアモール川越は、JR川越駅東口から3分ほど離れた場所からスタートし、そこから北に向けた通りにある、約750M程の大型商店街になります。
実は、このクレアモール川越、どの街にもあるような普通の商店街でないことをご存知でしょうか?
この商店街は、日本のがんばる商店街77選に選ばれている商店街であり、わざわざ他の街から観光客も訪れるほど有名な場所なのです。

クレアモールにある店舗の特徴としては、チェーン店もありますが、やはり個人店が多い印象があるでしょう。  写真:平日の昼でも賑わうクレアモール川越

また、この商店街が栄えている背景には、商店街内に丸広百貨店等の大型店があることも関係しています。
更にこの通りには、大型のドン・キホーテや、ドラッグストア、また飲食店も多数あり、一人暮らしの方にとっても、外すことのできない商店街といえるでしょう。
ショッピングモールや百貨店とは違った雰囲気が楽しめます。

⑤川越市の病院はどれくらいあるの?

川越市内には、一般病院が20施設、一般診療所が187施設あります。
埼玉県の他の地域と比べ、病院数に関しては数字を見ると多く感じられますが、川越市もそれなりに面積が広いので、同じ川越市内であっても、地域によっては病院数に偏りがあります。

住まい探しの条件の中に、通院が必要な方は、事前に病院までのアクセスを確認しておきましょう。
特に、『埼玉医科大学総合医療センター』のような、大型総合病院に通院の場合は、電車では行けませんので、引っ越す際の住まいの場所も十分に検討したいところです。
ただし、最寄り駅によっては、総合病院が近くにある場所もありますので、持病をお持ちの方は、事前にどこに住むかを調べておくと便利です。

診療科によっては数が少ない場合があり、患者さんが集中すると混雑しやすい傾向があります。
川越市は、人口が多い都市なので、周辺地域以上に大きな病院は、混雑しやすいということを知っておきましょう。

まとめ

川越市は、都心へのアクセスが良好で、活気のある都市です。
都心周辺での観光地としての人気が高いこともあり、週末は特に混雑しやすい傾向があるでしょう。

更に、商業施設はJR川越駅や本川越駅を中心に、多数の施設がありますので、生活や娯楽には困らない地域といえるでしょう。
特に、ショッピングに関していえば、都内まで行かなくても、繁華街に住みたいと考えている人には向いている街といえます。

佐藤のワンポイントアドバイス
一人暮らしの方にとっては、周辺のふじみ野市や、富士見市に比べ、家賃が若干高い傾向にあります。

しかし、都内へのアクセスは、JR線、東武東上線、西武新宿線など複数あり、周辺都市と比較して、街も十分に発展していることから、繁華街周辺や、交通の便利な場所へ住みたい方にとっては、川越市に引っ越すメリットが大きいといえるでしょう。